すきによんでねブログ

たかはしりおこが140字に収まらないことを書くブログ

ナツ語にまつわるエトセトラ

ナツ語の感想を書こう書こうと思いつつうまくまとめられず、アンケートに書ききったしTwitterには書かなくていいかの気持ちになりかけてきているんだが、大きいこととしては「岡内さんが舞台の上で楽しそうにしてたのが何より嬉しかった」ということと、「金ちゃんがよりいい役者さんになっていて感動した」ということと、「美咲ちゃんがすごい」ということ。美咲ちゃんがすごいのはみんな言ってるしさておいても、金ちゃんに感動したのは彼女が前説をしていた公演をたくさん見ていたからだろうな。美咲ちゃんたちは、東京を離れてそんなに観劇ができなくなった頃の新人さんだから……。新人時代から見ている、知っているだとしても、前説めっちゃ見てた役者さんの成長はやっぱり感慨深い……。今後もさらに活躍していくだろうなあ、推します。

それにしても美咲ちゃんがケンジで鍛治本さんがボクというところまで想像したからハックルベリーはよ!!!!!カオルさんが春世ちゃんだったりなんかしたらわたしのテンションはさらにぶち上がってしまうがな……。いや、カオルさんがじっきーというのも激アツなのか……。森めさんというのも捨てがたい……。

キャラメルボックスは最高(締めが雑)

Twitterの話

ツイートするのに気を遣う。こんなことわざわざツイートしなくても良かったと感じて、ツイートを消してしまうことが多い。

少し前までフォローを減らして、必要な情報を逃さないようにと思っていた。が、最近は人脈というか、フォローを増やしてみようと思い、フォローバックしていなかったフォロワーを中心にフォローした。そこで改めて思った。例えばフォロー100人とフォロー1000人のタイムラインは全然違う。フォロー1000人のタイムラインではすぐに流れてしまうツイートも、100人のタイムラインの流れはそこまで早くない。そう思うと、わたしのくだらないツイートでタイムラインを埋めてしまわないかなと、ツイートができなくなる。

けれどそれも、Twitterを情報源とするか交流の場とするか発信の場とするかで変わってくると思った。情報源としている人にくだらないツイートは邪魔かもしれないが、発信の場としている人はタイムラインを逐一チェックしていない場合が多いと思う。

難しいよな、これくらいのことも。

 

本題は以上。

短歌研究新人賞、数日前に出しました。たぶん間に合うし不備もないと思う。駄目っぽいところをすでに感じつつ、自分ではわりと好きなふうに詠めたので頑張ってきてほしい。

あと、うたらばフリペに投稿したことがほとんどなかったのですが、ひっっっっっさしぶりに投稿しました。締切間近にひとり即詠まつりという感じでしたが、出来はともかくわりと詠めて、明日もまた少しだけ頑張ろうと思って寝ました。まあもう今日なんですが。

今日も、ほんの少しだけ頑張る。

明日はきっと少しだけ

//タイトルはGOOD BYE APRILの曲名です

しんどい世界から回復する方法がわからなくなってしまった。何をしてもさみしい。ここ数日舞台のDVDばかり見ているけれど、結局行けない寂しさにしかならない。/『スロウハイツの神様』の初演。行きたかったけれど行けなくて、原作を読んで、何度も何度もDVDを見た。異例の早さで再演もされたが、それにも行くことができなかった。/『スロウハイツの神様』は若いクリエイターがたくさん出てくる話で、それぞれが悩んだり葛藤したりしながら創作活動をしている。その中でスーと呼ばれる絵描きの女の子がいる。彼女は、自分の作品に自信がなく、一時創作活動から離れてしまう。「逃げ」だ。けれど物語の中で、また絵を描くことに向き合うようになる。/わたしは原作を読んだときスーが苦手だった。弱虫で、自信がなくて、逃げてしまう彼女。逃げていることに対して言い訳もする。彼女はたぶん、わたしに似ている。夢や理想はあるのに、そこに向き合えない。わたしはそんな自分が嫌いだ。/なのに、スーはきちんと自分の活動に向き合うようになる。わたしはまだそこまでいけていなくて、逃げ続けている。スーを羨ましく思ってしまう。『スロウハイツの神様』という作品にだってものすごく刺激を受けるのに、それを原動力にすることができない。自己嫌悪に陥る。/結局この寂しさは、観劇に行けないこととは関係なくて、まわりに評価されたいとか、そんな気持ちでしかないんだと思う。まわりに評価されたい、でもそれにはわたしはもっと頑張らなきゃいけない、このままではいけない、こんなことをしている自分は駄目だ。/「明日はきっと少しだけ」頑張りたいと思う。

//「明日はきっと少しだけ」は『スロウハイツの神様』のエンディング曲です

2019年4月自選5首

そのへんの果物ナイフで父親を殺してニュースになる大学生
ネットプリント『140字新聞』4月号/連作「キレない若者」より)

雨傘に張りつく雨、ごめん。わたし、あなたを拒まずに生きられない
ネットプリント『140字新聞』4月号/連作「レイニーサタデー」より)

吸水性ポリマーのよう雨音を吸って膨らんでいく孤独は
Twitter/12日)

死ぬよりも茹でる。蕎麦を。ぼそぼそとLOST IN TIMEを歌いつつ
Twitter/12日)

農道に転がるホープの空き箱を刺すような平成の太陽
(39代目うたの人/題『平成』)


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4月は24首でした。

令和になりましたね。令和ってRなわけですけど、発表されたときから野村アールのアールだなあとテンションが上がっていました。変わらず鈴木裕斗くんのファンでいようと思っています。短歌も細々と続けていきたいです。

2019年3月自選2首

早咲きの桜見上げてまだ何も忘れていないと気付いてしまう
Twitter/連作「三月八日」/8日)

寄り道の石階段でするグリコ恋をするのもしないのも自由
(うたの日/題『する』/21日)


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3月は27首でした。うち6首がなずなさんとのいちごつみで、他は新聞歌壇への投稿が多かったです。採用されて皆様のところへ届けば良いと思うのですが……。

新聞歌壇といえば、千葉日報読者文芸欄に初めて投稿しました。こちらの文芸欄、毎月15日締め切りで翌月第2・4日曜日に掲載と要項に明記されていて、「わかりやすい!ありがたい!」とびっくりしました。歌壇だけでなく俳壇や詩壇などもあるのですが、選者がそれぞれ1人ずつであることから可能なのだろうと思います。また、毎週掲載でないことからも、応募数もそこまで多くないのかな……?と思いました。でもはがき1枚につき5首までなんですよ。一ヶ月で5首と思えば確かにまったく多くはないのですが、はがきに5首も書いたことがなかったので、最後のほうぎゅうぎゅうになりました笑

#2017年の自選五首を呟く

ふわり浮く身体 あなたは軽々とひとりの女を春風にする/高橋梨穂子
『平成二十八年度NHK全国短歌大会』佳作(俵万智選・題詠「風」)
『サラダ記念日』の恋の歌たちがめちゃくちゃ好きなので、そんな俵さんに選んでもらえたのがとてもうれしかった歌。

巻き戻ることなく進む花は散りあなたはもう苦しまなくていい/たかはしりおこ「五月九日」(Twitter
誰かを思うこと、がわたしの創作の根本にあるんだなって気付いた一年でした。それがたとえ本人に届かなくても。

きみが撮るわたしはいつも笑ってて満月みたいだしきみが太陽/たかはしりおこ「ドトールのろけ合戦夏の陣(×長月優)」
ネットプリント『Re:短歌』
写真を撮られるとことごとくまんまるなので痩せたいです。

紫の名前も知らない花揺れる このさよならはわたしが決めた/たかはしりおこ「ベスト・フレンド」
NHK短歌2017年10月号』ジセダイタンカ欄
読み返すと直したいところがたくさんあるのだけれど、それでも大切な連作。ジセタン本当にうれしかった。

ヒロインになりたいし、なる。しわしわになるまできみと生き延びてやる/たかはしりおこ(Twitter
来年はこんな歌がたくさん詠めたらいいなって思う感じの歌。前を向いていきたい。

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Twitterよりツイートを移行してきました。

高橋梨穂子まとめ(一部)

窓枠が枠の形をなさずして蝶がなだれてくるかの光
『第十七回与謝野晶子短歌文学賞』青春の短歌・高校生の部入選

青空に面した大きなガラス窓指紋の数だけある物語
NHK短歌テキスト2013年7月号』佐伯裕子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「空港」佳作

あの人が他の女を呼ぶ声を消すためせっせと便器を磨く
NHK短歌テキスト2013年11月号』斉藤斎藤欄・テーマ「トイレ・洗面所」佳作

「東京」で起きた事件は何区でも何市でも君が心配になる
NHK短歌テキスト2013年12月号』佐伯裕子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「東京」入選

君越しに見た雲ひとつない空の青さを求めて絵の具を混ぜる
NHK短歌テキスト2014年4月号』斉藤斎藤欄・題「空」佳作

ファッション誌読むふりをして鏡越しに働く君の姿を見てる
NHK短歌テキスト2014年4月号』佐伯裕子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「美容室」佳作

リズムよくペダルを踏みし君の足ばかり見ており子犬のワルツ
『第14回若山牧水青春短歌大賞 』佳作入選

一段目おかずコーナーに焼うどん二段目白米君の弁当
NHK短歌テキスト2014年8月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「弁当・給食」佳作

ワイシャツの背中を濡らし自転車と夕焼け色の風になる君
NHK短歌テキスト2014年9月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「自転車・車」佳作

あなたへのお土産になるペンギンの缶が欲しくて買ったクッキー
NHK短歌テキスト2015年1月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「旅行」入選

暗がりに「あの青」を見る同郷のバンドマンいま海を歌えば
NHK短歌テキスト2015年2月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「音楽」佳作

真夜中の待合室で目をこするあともう少しで会える「いもうと」
NHK短歌テキスト2015年3月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「家族」佳作

まわりより少しだけ早く春が来るサーモンピンクのフレアスカート
NHK短歌テキスト2015年5月号』梅内美華子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「ファッション」胸キュン大賞

教科書の「代数編」と「幾何編」が男雛と女雛のような本棚
NHK短歌テキスト2015年6月号』染野太朗欄・題「何」佳作

誰にでも夏は明るいわけじゃないひまわり畑に隠れて泣いた
平成27年NHK全国短歌大会』自由詠秀作(玉井清弘選・永田和宏選)

カチカチのフランスパンをふたりぶん丁寧に切る昨日はごめん
NHK短歌テキスト2016年2月号』佐伯裕子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「パン」佳作

晴天をてるてる坊主の勝利だと笑うあなたと作るおにぎり
NHK短歌テキスト2015年6月号』染野太朗欄・題「勝つまたは負ける」佳作

朝に降る流星のようやわらかくきみがサラダにまぶすクルトン
NHK短歌テキスト2016年4月号』佐々木幸綱欄・題「サラダ」佳作

春が来ればかつおぶし踊るたこ焼きをわけあう帰り道もおしまい
NHK短歌テキスト2016年4月号』染野太朗欄・題「おどる」二席

あなたにも誰かをねたむ日があると知り甘くなる深夜のココア
NHK短歌テキスト2016年4月号』栗木京子欄・題「ねたむ」

こんなにも広かったのかこの部屋はすべての家具を運び出されて
NHK短歌テキスト2016年4月号』佐伯裕子欄(短歌de胸キュン)・テーマ「家具」佳作

よく晴れた川辺にふたり八月に生まれたきみはブルーが似合う
『詩の街ゆざわ2016』佳作

昼下がりわたしを文字に変えていく精神科医の右手の動き
平成28年NHK全国短歌大会』自由詠佳作(伊藤一彦選)

ふわり浮く身体 あなたは軽々とひとりの女を春風にする
平成28年NHK全国短歌大会』題「風」佳作(俵万智選)

唐突に壊れてしまったスマートフォンなかのあなたともう出会えない
平成28年NHK全国短歌大会』自由詠入選

わたししか知らないきみの変なダンスきっと求愛行動だろう
『平成29年度NHK全国短歌大会』自由詠佳作(大松達知選・俵万智選・穂村弘選)

葉牡丹をきれいなきゃべつと呼ぶきみと今日はとんかつ食べに行こうか
2018年2月12日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄1首目/第139回日報歌壇賞秀逸

ランナーが来るより先に押し寄せる拍手と声援大波のごと
2018年2月26日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

しあわせはふたりで作るぴったりとシチューの鍋に蓋をあわせる
『第20回あなたを想う恋のうた』秀逸

軒下でミモザの花咲く鉢植えと並び眺める春雨の街
2018年4月16日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

受話器から聴こえる遠い街並みは同じ地球じゃないみたいだね
NHK短歌テキスト2018年5月号』黒瀬珂瀾欄・題「同じ」佳作

花色の口紅を引く雨の朝雨にもわたしは誇らしく咲く
2018年5月14日『新潟日報読者文芸』馬場あき子欄

コーギーを抱えるように食パンを抱いて越後の畦道を行く
2018年5月14日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

香香」と予定を書けば昔行った動物園の匂いが浮かぶ
2018年5月28日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

新緑のカーブをやさしく曲がるバス「実習中」の札を掲げて
2018年6月10日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

枇杷色の薄い皮剥き六月に指の先から近付いていく
2018年6月25日『新潟日報読者文芸』馬場あき子欄

風光る少し高めのポニーテール
『第29回伊藤園お~いお茶新俳句大賞』都道府県賞

体温を想像しながらじっと見るテレビの中でなされる握手
2018年7月8日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

湖に浮かぶ満月手に入れるように缶から掬う黄桃
2018年8月20日新潟日報読者文芸』高野公彦欄

フーコーの振り子が新潟でも振れてここも地球の上だとわかる
2018年8月27日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

きみとなら些細なこともよろこびだプラムは赤い宝石のよう
『詩の街ゆざわ2018』佳作

子のいないあなたが自分の飼い猫に一度だけはと許す出産
NHK学園市川市短歌大会』入選

ばんばんじ~ばんばんじ~と名曲を生み出しながらきゅうりを刻む
2018年9月24日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄1首目

用紙から大きくはみ出た書のような寝相で眠る真っ黒な猫
2018年10月29日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄

便箋にとめ・はね・はらいしっかりと星座のように浮かぶきみの字
2018年11月19日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄1首目

あぜ道で新幹線に手を振る子見えないだろうけど振り返す
2018年12月17日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄1首目

助けてと叫ぶみたいに大口を開けたはたはた大事に食べる
2019年1月7日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄2首目

「すみれ」との二択で選ばれた名前を婚姻届にしっかりと書く
2019年1月14日『新潟日報読者文芸』高野公彦欄
(最初「丁寧に」で、途中から「しっかりと」と「はっきりと」も加えて最後まで悩んでいたのですが、やっぱり「丁寧に」にしたい気持ちが強い……)