すきによんでねブログ

たかはしりおこのなんてことないブログ

優しくしたい人がいる

//タイトルはLUNKHEADの曲名です。

LUNKHEADのファンのひとたちはやさしい、という話をしたい。

もう12年も前の話だけど、ロッキンでランクのグッズを買ってほこほこした気持ちでシーサイドトレインに乗った。ひとりだったので相席だった。同席したお姉さんがわたしの抱えるTシャツを見て、「ランクヘッドのファンなんですか?」と声をかけてくれた。わたしは当時中学生でまわりにランクヘッドを知っている友達なんていなくて、人と音楽の話をしたことなんてほとんどなかった。だからもううれしくて。何を話したかは覚えていないのだけれど、「わたしも好きなんですよ~」というお姉さんと本当にほんの少しの時間だけれど話をした。終点に着いて、「今日は楽しもうねー!」と言われてわかれた。

この話とまったく別の話で、もうひとつある。
これも10年くらい前の話。ランクヘッドがツアーで地元に来た、そのライブの時の話。
ライブハウスに着いたのが開場前で、整理番号順に並んで待っている時間だった。が、わたしはグッズを買って着替えようと思っていたので、とりあえず列の人に番号を聞いていって、間に合えばこのあたりだなあと目星だけつけて列を抜けた。着替え終わるともう入場が始まっていたので、少し遅い番号のところで入場した。中に入ると声をかけられた。
「あ!○○番の子!ここだよー!」
わたしはひとりで行ったのでもちろん知らない人なのだけれど、さっき番号を聞いて回ったときに声をかけ、番号が近かった女の人だった。
すごくないですか?普通列抜けた知らない人に声かけます?そんなもんなの?ライブハウスの民優しすぎじゃない?
ということでわたしはそのお姉さんの横にぬるっと進んでいってライブを楽しんだのだった(もちろん後列でも楽しむけど!)

他のバンドのファンにもこういうやさしい人たちはたくさんいるんだろうけど、ランクファンの人たちにやさしくされたことが、わたしにとってはとても印象的でした。あの時のお姉さんたち本当にありがとうございました。ここで言っても届かないだろうけど、ずっと覚えている出来事たちです。