ふわり浮く身体 あなたは軽々とひとりの女を春風にする/高橋梨穂子
『平成二十八年度NHK全国短歌大会』佳作(俵万智選・題詠「風」)
『サラダ記念日』の恋の歌たちがめちゃくちゃ好きなので、そんな俵さんに選んでもらえたのがとてもうれしかった歌。
巻き戻ることなく進む花は散りあなたはもう苦しまなくていい/たかはしりおこ「五月九日」(Twitter)
誰かを思うこと、がわたしの創作の根本にあるんだなって気付いた一年でした。それがたとえ本人に届かなくても。
きみが撮るわたしはいつも笑ってて満月みたいだしきみが太陽/たかはしりおこ「ドトールのろけ合戦夏の陣(×長月優)」
ネットプリント『Re:短歌』
写真を撮られるとことごとくまんまるなので痩せたいです。
紫の名前も知らない花揺れる このさよならはわたしが決めた/たかはしりおこ「ベスト・フレンド」
『NHK短歌2017年10月号』ジセダイタンカ欄
読み返すと直したいところがたくさんあるのだけれど、それでも大切な連作。ジセタン本当にうれしかった。
ヒロインになりたいし、なる。しわしわになるまできみと生き延びてやる/たかはしりおこ(Twitter)
来年はこんな歌がたくさん詠めたらいいなって思う感じの歌。前を向いていきたい。
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Twitterよりツイートを移行してきました。