すきによんでねブログ

たかはしりおこのなんてことないブログ

喪服の話

大学に入学するとき、いつ何があるかわからないからと、母が喪服を買ってくれた。デパートに行って一緒に選んだ。あれから8年、幸せなことに、まだ一度もそれを必要としたことがない。/ずっとしまってあって、引っ越しのたびにこんなものもあったなあという気持ちにすらなるのだが、よく考えたらまだ着られる状態にあるのか、いざというときに意味があるのかと思っていた。/見るたびにそう思っていたので、ついに着てみることにした。/もう結論しか書くことがないので書くと、着れた。ぴったりサイズだった。おかしいなあ、少し痩せたと思っていたのだけれど。こんなデザインだったかあ、とは思った。こんなことを言うのも変なのだけれど、可愛かった。可愛くて、このデザインのワンピース、普通に欲しいなあと思った。さすがにこれは普段着にはできない……かなあ?でもすごくいいなあ。緑や青だったらなあ。/そんなこんなでしばらくはまたほったらかしていても大丈夫だろうと思う。っていうメモでした。