すきによんでねブログ

たかはしりおこのなんてことないブログ

文化の格差

大雪予報で中止になった舞台。自分が行く予定ではなかったものの、クリスマスイブにこの作品を地元で見れるなんて素敵だなあと思っていたのに。悔しかった。ただでさえ地方って演劇も美術展も何もかも東京より触れる機会が少ない。東京で観劇して、明らかに学校帰りの制服の高校生が観に来ているのを見るたびに、今でも胸がチクりと痛くなる。

餅は餅屋

雪の影響で交通が麻痺し、郵便や宅配便などに遅れが出ていますが、わたしの周りは除雪隊のスムーズな働きによってまったくといっていいほど困ることなく生活できています。頼んでいた荷物は届いていませんが、「早く手にしたいよ~~!」の欲を除けば急ぎでもなんでもないので、困っていません。困っている人もたくさんいるとは思うのですが、ひとまずわたしは元気に過ごしています。っていう報告です。

そんななかで、一番身近に「普段通りの生活でない」ことを感じているのがパン。正確に言えば、パンとスイーツ。スーパーとコンビニ、とにかくパンのコーナーが空っぽです。その場で焼いているやつじゃなくて、ほにゃザキとかパほにゃとかそういうパン。でも、パンが欲しければパン屋で普通に買えるんですよね。パン屋はパン屋で、小麦が底をつきそう!ってことももしかしたらあるのかもしれないけど、いまのところ普通に並んでいる気がします。ありがたい。餅は餅屋ならぬパンはパン屋なんだなあと、諺とは違う意味ながら思いました。

読み進められない本

読み進められない本に出会った。

すごくて。わたしの感性ですら各ページに一首ずつくらいがつんとくる句がある。

有名な人らしいけど、川柳(俳句もだけど)に疎すぎてまったく存じ上げなかった。1929年生まれでもう亡くなっている川柳作家だけど、古くささみたいなものはまったくなくて、いま新鋭だとか言われても信じてしまうと思う。

好きな句に出会うとぐっと胸に閉じ込めてしばらくそのままでいたくなってしまって、もちろん本は閉じて、まったく進まない。

 

間違いは間違いとおせ桐の花/時実新子『愛は愛は愛は』(左右社)

栞紐を61ページから動かせないよ、たすけて!

イルカ・ショウ

わたしは自他共に認める涙腺バグ女なんですけど、イルカショーだいたい涙をこらえているなって先日気がつきました。記憶にある直近五回くらい(10年近く)全部そういう記憶がある。理由はほんとうにわからない。こらえているのは人と一緒にいるからで、一人だったら号泣していたと思う。今度ひとりで見ようかな、イルカショー。そのうち、雨合羽を着て飛沫がかかる席で見たいな、とはとりあえず思っています。(でも近くて低いところよりすこし遠くても段差で高くなっているところのほうが見やすいような気がするんですが、どうなんでしょう)

方言についてのつぶやき

まったくの架空の方言を作るって、難しいんだろうか。難しいんだろうな。でもそういうこと研究したり挑戦してる人はきっといるだろうな。なんとなく通じるけど、どこかの言葉っぽい。この「なんとなく通じる」の部分を作り出すこと。

そんなことを、舞台が「架空の街」とされている小説の、登場人物たちの話す新潟弁っぽい台詞を読みながら考えた。