すきによんでねブログ

たかはしりおこのなんてことないブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

片手鍋の話

片手鍋を捨てた。新調したというほうが正しいのだけれど、あえて「捨てた」といいたい。大学時代から使っていた鍋だった。それだけなんですけど。それだけなんですけど、ちょっと、いやだいぶ、さみしかった。新調することを提案したのは夫だった。とはいえ…

足りないもの

好きな手触りって特にないなって思った。これからはいろんなものにさわっていこう。布、服とか。うつわとか。紙、本とかノートとか。そこからなにかうまれるかもしれない。わたしに足りないものかもしれない。

秋に生まれたひと

面白いことに、ジャニーズで好きになってきたひとたちがみーんな10月、11月生まれである。4人。たまたまなんだけど、面白いなって。 ということで本日今江大地くんお誕生日!おめでとう、本当に大好きです。これからもその笑顔で舞台の上にいてください。ラ…

怒っていく

ブログの閲覧数をなんとなーく見たら、いままででは見たこともない数字になっていた。えっ、なんで?と考えたら、先日書いた記事が(網)タイツについての話題だった。批判を浴びているアツギのラブタイツ問題から繋がってきてしまったひとが多いんだろう。…

網タイツについてのつぶやき

わたしの好きな格好に「網タイツ」がある。もっと若かった頃、ショートパンツに合わせて穿くことがあった。あの格好は可愛かったな。でももう同じ格好をすることはないと思う。あれはわたしの若さの象徴だった。さみしい。

走馬灯にきみを見る

わたしそろそろ死ぬのか?と思うくらい、昔のことを思い出す時がある。昔仲良かったひとや、すきだったひとたち。いまはもう、どこでなにをしているのか、連絡先もわからないひとたち。わたしも年を重ねて、彼や彼女も年を重ねて、「ああ、いまあいつ何歳な…

廊下についてのつぶやき

わたしは「廊下」が好きだと思う。高校時代、授業以外の時間では教室より廊下にいることが多かった気がするし、部活の時間には人の来ない廊下に寝転んだりしていた。家でも、わざわざ廊下に出ていって寝転んでみたりする。いや、別に寝転ばなくてもいいのだ…

カロリーメイトについてのつぶやき

大学時代住んでいたアパートの自販機コーナーに、カロリーメイトがあった。飲むほうじゃなくて、食べるほう。夜、コンビニに出掛けるほどではないな、でもお腹すいたな、部屋に食べ物もないな、なんていうときに自販機コーナーまで降りていって、よくカロリ…

2020年5月11日(下書き供養投稿)

ものすごく久し振りに化粧をした。テキトーに。でもこれくらいがわたしに一番似合うんじゃないか……と思った。

夢に出てきたひと(下書き供養投稿)

夏の昼寝、夢に出てきたひとたちは、わたしにとって最強の二人組だった。

最近のわたしについてのつぶやき

最近のことを少し。 三浦春馬くんのことを考えながらほんの少し歌を詠みました。七月末にとりあえずまとめたけど、まだ完成じゃない。まだ連作じゃない。って思ってる。ずっと考え続けるんだと思う。 少年倶楽部のフレッシュJr.特集を見て、ようやく元木湧く…

2020年7月自選(9首)

積ん読よちいさな部屋の片隅で星まで届く階段となれ(たかはしりおこ/うたの日/自由詠/10日) あちこちを向いたスリッパかき集め正しい暮らしを諭してまわる(高橋梨穂子/Twitter/16日) さみしいか、魚売り場のさしみいか ぴかぴか光る値引きのシール…

2020年6月自選3首

白色の文字はあかるく[アカウント削除]にかざす真夜中の指(Twitter/14日) 舞茸が花束みたい抱きしめてくれてもいいよ雑炊のあと(Twitter/29日) “恋う”は動詞 あなたの虹の色を見てわたしと同じところを探す(Twitter/29日) ――――― 気まぐれな月ごと…

non title

ついに(わたしのTwitterの)トレンドからはるまくんが消えた。さみしい。かなしい。ずっと感情だけはあるのに言葉にできなかった。まだうまく言葉にできない。だってまだ信じられてない。飲み込めてない。歌にもできない。ずっとずっとはるまくんのことを考…

『いつか他人になる日』(赤川次郎/角川文庫)

いつか他人になる日 (角川文庫) 作者:赤川 次郎 発売日: 2014/09/25 メディア: 文庫 真夜中に一気に読みきった。以下、うっすらとネタバレもあるかもしれないので注意。あらすじは書きません。感想だけ。 一気に読みきってしまったのは、次々と登場人物が増…

寝るのが下手

わたしは眠りにつくのがものすごく下手だ。部屋を暗くして布団の上でじっとしていると暇だなあと思ってしまう。それでも耐えてうまく眠りにつけることもあれば、頭のなかにもくもくしたものが溜まっていって、堪らずに起きてしまうこともある。暇だなあと思…

2020年5月自選3首

重力のままに涙をしたたらせ逆さに干してあるアンパンマン(Twitter/10日) この胸に空はひろがるきみだけが縦横無尽に飛びまわる空(うたの日/題『縦』/12日) 約束もなしに毎年咲く花よ今年の風は何色ですか(うたの日/題『約』/20日) ――――― 久し振…

「旨い」と「美味しい」についてのつぶやき

小学生のとき、若干お嬢だったわたしは「旨い」という言葉を言えなかった。「おいしい」としか言えなかった。そして、まわりが「うま!」「うめー!」と口にするたび、自分が「うまい」と言えないことがとっても恥ずかしかった。いまとなってはくだらない悩…

海は遠くて

泣きながら海に車を走らせた。けれど海は遠くて、途中で雨も降ってきて、諦めて帰った。帰りたくはなかった。泣きながら車を走らせた。

さよなら四月

志賀廣太郎さんが亡くなった。本当にそこに生きているような佇まいで演技をする人だったと思う。「家にただいる」「そこに映り込んでいる」だけの演技でも間違いないというか。そして台詞を発しても、怒っても、笑っても、説得力がすごかった。 深夜食堂のハ…

おうちサロン

髪が伸びてモサモサだったわたしを見かねて、美容師でもなんでもない夫が髪を切ってくれた。わたしだったらヒヨってしまうと思うのに、勢いよくバサバサ切っていくものだから、すごいなーと思ったし本当にありがたかった。思った以上にしっかり短くしてくれ…

手紙

手紙を書いた。買い物に行けていないので、可愛いレターセットは切れている。適当なものを使う。ちょっと悲しい。うまい具合に切手もないので、52円切手を2枚貼る。52円切手はまだまだある。最近は家にこもりっぱなしで、ポストに行くのも面倒だなと思ってし…

#国際女性デー

昨年「綿帽子かぶる瞬間津田梅子、ココ・シャネルらの空を想った」という歌を詠んだ(『コスモス』2020年1月号)。賞への応募作で選考会のときにも触れてもらったが、わたしの意図していた歌意と少し異なって読まれてしまっていた。ただ、読者に渡った時点で…

『母の愛、僕のラブ』(柴田葵/書肆侃侃房)

『母の愛、僕のラブ』に関して、感想がまとまらない。とりあえず、「夢は現実になるかもしれないけど、現実はひたすら現実のままである」という感じ。作者の「歌集を出す」という夢は叶ったかもしれないけど、だからといっておそらくオールオッケーオールハ…