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たかはしりおこのなんてことないブログ

図書館の話

昨年の夏、こんな記事を書いた。

この図書館には利用者のおすすめコーナーがある。所定の用紙に紹介文を書くとその本と一緒に並べてくれるコーナー。当時、この『宝物』についてブログ記事より少し簡潔に書いたものを投稿した。そのコーナーに置かれてからは気になってよく見に行って、貸出中のことが多くうれしかった。

普段の位置にあっても埋もれているような本かと思う。小説でもそうだろうが、詩集や歌集はなおさら、よっぽど有名なものでなければあまり読まれないのではないだろうか。でも、おすすめコーナーで表紙を表にして置いてもらえれば、人の目によくつくようになる。『宝物』は装丁、表紙もとても綺麗なので、わたしの書いた紹介文なんて読まなくたって、きっと手に取ってみたくなる。

最近地元に帰っていて、約半年ぶりにその図書館に行った。もうコーナーからなくなっているかなと覗いたら、まだ置かれていた。しかも貸出中。これをきっかけにこの本を読んだ人がたくさんいると思うと、とてもうれしかった。