すきによんでねブログ

たかはしりおこのなんてことないブログ

駄文、これもただの日記

日記に優劣はつかない。エッセイにはつくこともあるかもしれないけど、たぶん日記に賞レースはない。小学生くらいならあるかもしれないけど、たぶんおとなはない。たぶん。わたしは知らないのでないということにしておく。あるとしても。そう信じていないとやっていられないので。

ラブレターには時々賞レースがある。手紙はわりといろんなコンテストがある。実際に出すかは別として、エンターテイメントとして面白いからだろう。

俵万智さんがラジオで、「手紙のように短歌を詠んでみるのがいいですよ」みたいなことを言っていた。めっちゃニュアンスだけど。それに対してホストのアナウンサーが「日記みたいなものかと思っていたけど、そうやって詠めばいいんですね!」みたいなことを言っていた。別にそれに関しては間違っているとはまったく思わないけれど、わたしの短歌は日記だなあ、と思った。

日記に優劣はつかない。そう思わないとやっていられない。とある歌集を読んで、この歌人には完全に敗北だ、と感じた。それは明るい敗北だった。こんなにすごい短歌を詠むひとがいて、わたしが短歌を詠む意味って。でもわたしの短歌は日記なので。別に優劣じゃないので。下手でも、ただわたしがこの日々を書き留めておきたいだけなんだ。そうだ、そうだ。なんか最近はそういうことを考えている。